アコースティックギターとエレキギターの違い

はじめに

ギターを始めたいと思ったとき、
「アコースティックギターとエレキギターのどちらを選べばよいのか？」
という疑問が浮かんできます。

この記事では、それぞれのギターの特徴と違いを初心者向けにわかりやすく解説します。

音の違い

アコースティックギターの音

アコースティックギターは、ボディの内部が空洞となっており、音が響き渡るため、楽器そのものの音（生音）が大きいです。

温かみのある音色で、ギター単体で自然な音を楽しむことができます。

シンガーソングライターや弾き語りのスタイルでよく使用されます。

エレキギターの音

エレキギターは、アンプを通して電気的に増幅される音が特徴です。
様々なエフェクトを使用し、多彩な音を出すことができます。

アンプがなくても音は出ますが、楽器単体だと小さな音しか出ません。
アンプの使用を前提としている楽器なので、初心者の段階でもアンプを揃えるのが一般的です。

バンドの中での演奏や、DTM（パソコンを使用して楽曲を作成すること）の中で使われることが多いです。

弦の太さの違い

アコースティックギターは、エレキギターよりも太く・硬い弦を採用しています。
指の力が求められるため、エレキギターと比べると、弦を抑えることが難しいです。

エレキギターは、アコースティックギターよりも細く・柔らかい弦を採用しているため、アコースティックギターよりも楽に弦を抑えることができます。

アコースティックギターとエレキギター、どちらがいい？

アコギをおすすめする人

シンガーソングライターを目指している人
弾き語りをしたい人
自然な音色を楽しみたい人
初期投資を抑えたい人
気軽にギターを始めてみたい人

エレキギターをおすすめする人

バンド活動やロック、ジャズなどのジャンルに興味がある人
エフェクトを駆使して様々な音を出したい人
ステージでの演奏を考えている人
DTMや音楽制作に興味がある人

おすすめのギター

アコースティックギター、エレキギターともに、様々なブランドやシリーズがあります。選択肢が多すぎて、初心者の方は選ぶのが難しいと思います。

ここでは初心者に特におすすめのアコースティックギターとエレキギターを紹介します。

アコースティックギターのおすすめ

YAMAHA FG800

出典：イシバシ楽器

日本発のブランドで、プロ・アマ問わず人気の高いYAMAHA。
最初の一本としてYAMAHAのアコースティックギターを選ぶ人は多いです。

YAMAHAのFGシリーズは、初心者から上級者まで幅広く支持されているアコースティックギターシリーズ。
その中でもFG800は、豊かなサウンドとコスパの良さで非常に人気があります。

見た目もアコギらしいシンプルなデザインで、これからアコースティックギターを始める方には特におすすめの１本です。

必要なアイテムがすぐに揃う「初心者セット」

アコギに必要なアイテムが一式揃った初心者向けセットもあります。
１個１個揃えていくのは大変なので、本体と一緒に揃えるのがおすすめです。

FG800アコギ入門豪華12点初心者セット

出典：イシバシ楽器

例えば上記のような初心者セットは、以下のような内容になっています。

セット内容

ギター本体
ソフトケース
予備弦
ピック3枚
ピックケース
ギターストラップ（立って弾く時に使用する）
クロス（拭き上げ用のクロス）
ストリングワインダー（弦交換の際、ペグを回すための道具）
ギタースタンド
クリップ式チューナー
カポタスト（キーを調整する際に使用する）
コード表

このような初心者セットを買えば、すぐにアコースティックギターを始めることができます。

エレキギターのおすすめ

Fender Stratocaster

出典：イシバシ楽器

エレキギターの代名詞ともいえるFenderの「ストラトキャスター」。
国内外問わず、多くのミュージシャンに愛用されています。

エレキギターの中では比較的軽く薄いつくりのため、初心者にとっても持ちやすく、扱いやすいです。

そして、ストラトキャスターの最大の特徴ともいえるのが、シングルコイルピックアップによるクリアで鋭い音質。

さらに、ピックアップセレクターを使って5つの異なる音色を選ぶことができ、様々な音楽ジャンルに対応できます。

スタイリッシュな形状でカッコよいつくりになっているので、サウンド・ビジュアルともに初心者におすすめの1本です。