初心者向け解説

ギターの「8ビートストローク」を初心者向けに解説【図解・音声あり】

8ビートストロークの基本

はじめに

ギター演奏において、コードと並んで重要なストローク。ギター上達には正しいストロークの習得が必要不可欠です。

今回は、弾き語りで使用されることの多い8ビートストロークについて紹介します。

実際に演奏した音声も載せているので、聞きながら覚えていくとより理解しやすくなりますよ。

8ビートストロークの基本

8ビートストロークとは

8ビートストロークは、1小節を8つのビートに分けるストローク、
つまり1小節の間に8回鳴らすということです。8ビートストロークはJPOPでもよく使われており、ストロークを習得するためには必ず覚えておきたい基本技術です。

基本の8ビートストローク

8ビートストローク(基本)

演奏例

上記の図を見てもわかるように、ダウンストロークとアップストロークが合わせて8個ありますね。これが8ビートストロークの基本です。

8ビートストロークの定番パターン

8ビートストロークは、上記で紹介した基本形を元に様々なパターンがあります。
ここからは、弾き語りで使える8ビートストロークの定番パターンを2つ紹介します。

8ビートストロークパターン①

8ビートストローク(パターン①)

演奏例

弾き語りで頻繁に使用されるストロークパターンです。ポイントは、最初のアップストロークを空ピッキングすることです。

空ピッキングとは、実際には弦を弾かずに手を動かす(空振りする)方法です。
画像では、空ピッキングを点線で表しています。

8ビートストロークパターン②

8ビートストローク(パターン②)

演奏例

こちらも①と同様によく使用されるストロークパターンです。
ここは空ピッキングが2つ入ります。

空ピッキングの後に最初に出てくるアップストロークを強めに弾くと、アクセントがついて上級者らしい演奏ができます。
このようにアクセントを付けて弾くことをシンコペーションと呼びます。

メトロノームを使った練習

ストロークは一定のリズムを保って弾くことが重要です。
ですが、いざ弾いてみると、一定のリズムで弾き続きけるのは意外と難しいものです。

最初のうちは、メトロノームを使うことをお勧めします。メトロノームの音に合わせて弾くことで、自然と正確なリズム感が身に付きます。
最初はゆっくりのテンポ(BPM80くらい)で練習して、慣れてきたらテンポを上げていきましょう。

「メトロノーム持ってないよ、、」という人も大丈夫です。
最近はメトロノームアプリがいくつも出ているので、そちらを使って練習すると良いでしょう。