はじめに
アコースティックギターを始める際、ギター本体以外にも必要なアイテムがあります。
この記事では、アコースティックギターを始めるにあたって「必須のアイテム」と「あると便利なアイテム」に分けて紹介します。
必須なアイテム
カポタスト
カポタストは、演奏する曲のキーの高さを調整するためのアイテムです。略して「カポ」とも呼びます。
難しいコードの曲などは、カポタストを使って演奏のキーを変更することで、簡単なコードで演奏することができます。また、自分の声域に合わせてキーを変えたいときにも役立ちます。
下記の画像のように、ネック部分に挟んで使用します。
ピック
弦をはじくときに使うアイテムです。
形状や厚さによって様々な種類があり、それぞれ音の出方や使い心地が異なります。
初心者には、上記の画像のようなトライアングル型のミディアム(厚さ約0.7mm前後)がおすすめです。
ピックは100~200円代で買えるものが多く、ギターアイテムの中では価格が安いので、数種類揃えるのも良いですね。
ギターケース・バッグ
多くの場合、ギター購入時にギターケースは付属してきます。
ただ、付属のケースは衝撃に弱い「ソフトケース」であることが多いです。
持ち運ぶ機会が多い方は、ソフトケースよりも耐久性に優れた「ギグバッグ」や「セミハードケース」を用意しておくことをおすすめします。
ギグバッグ
セミハードケース
あると便利なアイテム
ギターストラップ
ギターストラップは、立ち演奏する際に必要となるアイテムです。
肩に掛けることでギターの重みを分散させ、長時間の演奏でも負担を軽減します。
ギターストラップの取り付け方は、ギターのストラップピンの有無によって異なります。
ストラップピンが付いているギターは、ストラップをストラップピンとエンドピンの2箇所に取り付けるだけで簡単です。
一方、ストラップピンがないギターは、ギターのネック部分とエンドピン部分の2箇所に取り付ける必要があります。
ネック部分には専用の紐を使用して固定します。
ストリングワインダー
弦交換でペグを回す際に役立つアイテムです。
手動でやると結構な時間がかかるのですが、ストリングワインダーを使用すると簡単に素早くペグを回すことができます。
ストリングワインダーにはさまざまなタイプがあります。
シンプルなタイプから、弦を切る機能やピン抜きの機能を追加した多機能タイプ、暗い場所での使用に適した蓄光タイプ、そして電動ドライバーに取り付けて使用するドリルビット仕様などがあります。
シンプルなタイプ
カッター、ピン抜きの機能が備わった多機能タイプ
ギタースタンド
ギタースタンドは、ギターを立てかけるための道具です。
ギタースタンドを使用することで、ギターを安全に立てかけることができ、傷や汚れを防ぐことができます。
また、手に取りやすい位置に立てかけておくことで、すぐにギターを手に取って演奏できます。
ギタースタンドにも様々なタイプがありますが、
簡単に持ち運べる、折りたたみタイプのスタンドがおすすめです。
フットレスト
フットレストは、ギターを演奏する際の姿勢を安定させてくれます。
特に長時間練習する場合などは、傾いた姿勢のまま弾き続けてしまうと疲れやすくなったり、演奏しづらくなってしまうので、フットレストがあると便利です。
湿度計
アコースティックギターは木製のため、非常に湿度の影響を受けやすいです。
高すぎる・低すぎる湿度は、ギターの故障や不調の原因になってしまいます。湿度は50%前後を保つようにしましょう。
湿度計は様々な種類がありますが、デジタルタイプは一目で湿度が分かるのでオススメです。
おわりに
必須のアイテムをしっかりと揃えた上で、必要に応じて便利なアイテムも取り入れると、より快適に演奏ができます。
自分に合ったギターアイテムを選んで、どんどん上達していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。