初めてアコースティックギターを選ぶ際には、抑えるべき項目がいくつかあります。ギターの種類や木材、サイズ、予算など、重要なポイントを押さえながら解説していきます。あなたにぴったりの1本を見つけるための一助になれば幸いです。
ギターのタイプ
アコースティックギターにはいくつかのタイプがあります。
最も一般的なものが、「フォークギター」です。いわゆる皆さんが想像するアコースティックギターはこのフォークギターだと思います。
このフォークギター以外にも、クラシックギターやフラメンコギターなど様々な種類があり、それぞれのギタータイプで、サイズや音色に違いがあります。
木材の種類
アコースティックギターのトップ、バック、サイドに使われる木材は音に大きく影響します。代表的な木材にはスプルース、シダー、マホガニーなどがあります。スプルースは明るく伸びやかな音色で、シダーは温かみのある音色が特徴です。自分の好みに合った音色を選ぶと良いでしょう。
サイズとスケール
ギターのサイズとスケール(弦の長さ)は演奏感に影響します。大きなギターは音が豊かで迫力がありますが、小さなギターは持ち運びやすく初心者にも扱いやすいです。また、スケール(音階)の長さも指の長さや弾きやすさに影響するので、自分に合ったサイズを選びましょう。
予算とコストパフォーマンス
もうすでにギターを探している方は気づいているかもしれませんが、ギターの価格はピンキリです。1万円以内で帰るものもあれば、10万円以上する物もあります。
初心者は高額なギターを購入する必要はありません。予算に応じたコストパフォーマンスの良いギターを選ぶことが大切です。リーズナブルな価格でも品質の良いギターはたくさんありますので、安心して選んでください。個人的には3万~5万円くらいがおすすめです。
付属品
ギター本体以外に必要な付属品として上げられるのが、
- 弦
- 弦を張り替える際の工具
- ピック
- カポタスト
これらはギターを演奏するうえで必須だといえます。
また、ギターケースやスタンド、肩にかけるストラップなどもあると便利です。
お店やオンラインショップの中には、「初心者セット」といったかたちでギター本体+上記のアイテムをまとめて販売していることもあるので、1つ1つ揃えるのが面倒な方はチェックしてみると良いでしょう。
ショップやオンラインストアの選び方
ギターは購入前に実際に持ってみたり、試奏してみることをおすすめします。近くに楽器店があれば、実際に手に取ってみて感触や音色を確かめてみましょう(もちろんお店の方の許可を取ってくださいね)。お店に行くのが厳しそうな人は、信頼性のあるオンラインストアを利用しましょう。また、ショップやオンラインストアの口コミや評価をチェックすると参考になります。
まとめ
アコースティックギターを選ぶ際にはギターのタイプや木材、サイズ、予算、個別購入かセットか、ショップやオンラインストアの選定などを考慮しましょう。自分に合ったギターを選ぶことで、初心者でも楽しく音楽の世界に足を踏み入れることができるでしょう。